メディカル給食のお仕事は
おいしい食事の力で笑顔をつくる仕事!



取引先様は、介護・福祉施設や保育所が中心です。現場の調理施設(サテライトキッチン)や、本社のセントラルキッチンで作業に取り組んでいます。食事を召し上がる方々の様子を間近で知ることができるサテライトキッチンには、どのような仕事があるのかをご紹介します!
一日の流れ
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STEP 01
出勤・朝食の調理
出勤後は手を洗い、白衣・マスク・帽子を着用。服装に乱れがないかなどを、衛生チェックシートを利用しながら確認して調理場に入ります。まずはお茶やお湯を沸かし、器具を熱湯消毒してから献立に沿って朝ごはんをつくっていきます。配置される調理師の数は、現場に応じて2~4名です。形態調整(きざみ食やミキサー食など)は、調理補助スタッフが担当。調理が完成したものを手際よく調整して盛り付けていきます。それを配膳車に乗せて各病棟へ提供します。
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STEP 02
昼食調理
調理師が食器の洗浄や片付けを行いながら、他の調理師が昼食用の下処理やフルーツのカットなどを並行して進め、冷蔵庫に保管します。そこから、昼食の調理を開始し、冷小鉢→温小鉢→汁物→メイン→おかゆといった段取りで進めていきます。アレルギー食や禁食がある方向けの食事の指示は食札に記載されているので、それに従って別途調理します。完成すれば、朝食と同様に、形態調整→盛り付け→配膳車への格納→提供まで行い、その後は休憩です。
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STEP 03
休憩・おやつ
12時~13時の間は休憩時間。まかないはつくらず、提供した普通食と同じものを食べます。スタッフ同士で雑談を楽しみながら、夕食の段取りをどうするか話し合うことも。お昼の休憩は、チームワークを醸成する大事な時間です。しっかり休憩を取ったあとは、翌日の仕込み係と夕食の下処理係に分かれて作業を進めます。現場によっては、15時におやつの提供があるので、その調理も行います。
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STEP 04
夕食調理
このタイミングで調理補助スタッフは遅番とバトンタッチをし、6時から勤務していた調理師も退勤になります。調理師は下処理した夕食の材料を冷蔵庫から取り出し、昼食同様に調理を開始。18時の提供へ向けて、それぞれが自分のポジションの業務を滞りなく進めていきます。提供が終われば、遅番の調理師は退勤に。遅番の調理補助スタッフが残って、下膳後の食器洗浄や片付けを行います。
メディカル給食で働くメリット

反応を直接確かめられるやりがい
サテライトキッチンの魅力は、食事を召し上がられる方との距離の近さ。すぐに反応が返ってくるからこそ、塩分制限やアレルギー食の方にどうやって「おいしい」とおっしゃっていただくか考えるのがさらに楽しくなり、やりがいも大きくなります。

選択肢の幅が広く工夫しがいがある
予算内であれば献立を自由に考えられ、現場ごとの特性に応じた料理をつくれます。また、イベント食に力を入れており、たとえば土用の丑の日にうなぎを提供するなど思い切って予算を使えるタイミングもあるため笑顔をたくさんつくれます。

育児との両立もしやすい環境
サテライトキッチンの場合は、勤務時間の調整も可能です。実際に、お子様が小さいときは退勤を早め、成長に合わせてフルタイムに変更した例も。家事や育児と両立したい方は相談に応じますので、まずは一度お問い合わせください。

出産・育児を経てもキャリアを継続できる体制
安心して産休・育休を取得できる体制をつくれるように、人員を強化してきました。育休からの復帰の際も以前の現場に戻れるようになり、栄養士職に関してはリモートでの勤務にも対応。ライフイベントを楽しみながらキャリアアップを目指せる職場です。