産業給食のお仕事は
働く人のエネルギーをつくるお弁当づくり!



取引先は、工場や現場作業に従事する企業が中心です。体を動かして働く方が多いため、味付けは濃いめで、おかずの品数も豊富、ボリューム満点なのが特徴です。では、毎日2万食以上を製造しているお弁当が、配達されるまでの流れについてご紹介します!
一日の流れ
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STEP 01
出勤・調理場の清掃
お弁当づくりは午前0時から始まります。まずは、調理台やボウルを洗い直して確実に清潔な空間をつくることからスタート。1時間ほど時間をかけて徹底的に洗浄します。衛生に関してきびしい基準を設けている当社。夏場に研修を行うだけでなく、定期的に外部業者に菌検査を依頼して安全・安心なお弁当づくりを実現しています。
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STEP 02
調理開始
すべてがきれいになれば、いよいよ調理開始です。前日に仕込んだ食材を冷蔵庫から取り出して、どんどんおかずをつくっていきます。「煮炊きもの」「揚げ場」「焼き場」「合わせもの(サラダ調理など)」のポジションに分かれており、煮炊きものは1名につき釜を3つ担当。釜には攪拌(かくはん)用の回転羽根がついているため、常に張り付いておく必要がなく、夏場の負担も少ないです。完成したおかずは、調理補助スタッフが真空冷却器に運んで素早く冷やします。休憩は進行具合に応じて各自で取るスタイルです。
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STEP 03
盛り付け
配達スタッフとパートタイムの盛り付けスタッフが出勤し、おかずをお弁当箱に手際よく盛り付けていきます。その間に、調理師は翌日の仕込み作業を始めていき、そのうち1名は夕食用のお弁当づくりを同時並行で進めていきます。夕食は献立を決めていないため予算内であれば各自の自由。自分の裁量でメニューを考えられる楽しみがあります。
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STEP 04
配達
きれいに盛り付けられたお弁当が完成すれば、いよいよ配達に。グループ会社であるライスセンターホダカが製造したごはんとセットにして、1台300食分を目安に車に積み込み、取引先様のもとへ走ります。取引先様をすべて合わせると、その数は約2000社にのぼります。現場にいるスタッフは調理場の洗浄を行い、きれいになれば業務終了です。調理師の退勤の目安は、午前11時ころになります。
産業給食で働くメリット

平日の午後の時間を活用できる
調理師の場合は午前0時に出勤とかなり早いタイミングになりますが、午前中に仕事が終わるため、授業参観や三者面談をはじめとしたお子様の学校行事にも休みを取らずに参加でき、銀行や役所への用事も勤務後に済ませられます。

調理経験を活かせる場面あり
実力が身に付いてくれば、少数生産である夕食の弁当づくりを担当できるように。夕食は献立を自分で決められるので、洋食・中華・和食など、それまで培ってきた調理技術や知識を存分に発揮できます。飲食店勤務からの転職にも最適です。

年齢を問わず活躍できる職場
採用に関しては、年齢や性別を問わず、衛生管理をしっかりと行えるかどうかを基準に選考しています。実際、40代~60代のスタッフも活躍しており、社員の大半は転職組です。職場の雰囲気も良く、働きやすさが定着率の高さにも表れています。

丁寧な研修で成長を後押し
入社後は先輩の横につき、OJTを通して作業の流れを覚えていきます。ポジション交代の周期は1~2年ほどと長いため、ひとつの作業をしっかりこなせるようになってから次の作業を経験できるため業界未経験の方も安心です。